八王子からゲストを迎えたトーク番組「ジモトに乾杯!居酒屋秀ちゃん」の前編が5月1日、「J:COM(ジェイコム) 八王子・日野」など都内のケーブルテレビ局で放送される。
「ジモトに乾杯!居酒屋」シリーズは、コミュニティーチャンネル「J:COMチャンネル」で全国的に展開しているトーク番組。東京編として制作されている同番組では、タレントの中山秀征さんが居酒屋の大将、タレントの西村まどかさんがバイト店員に扮(ふん)し、店に集まる地元の人々として毎回、2地域から2組4人のゲストを招いて、トークを展開する。
今回は八王子市と大田区からゲストを迎え、前後編の2部構成で放送する。八王子からは、オーダーメード車椅子の設計・製造・販売などを手がけるケイアイ(八王子市小門町)の北島伸高社長、社会人サッカーチーム「FC NossA(ノッサ) 八王子」なども手がける不動産業者「エスエストラスト」(横山町)の杉本浩司社長の2人が出演する。大田区からは、プロバスケットボールチーム「アースフレンズ東京Z」の山野勝行代表、子ども向けスポーツスクール「biima sports 蔵前校」のメインコーチである飯田龍彦さんの2人を招く。
同番組は2つの地域のゲストがクロストークすることが売りで、今回はスポーツを通じた地域活動などの話で盛り上がったという。中山さんは収録を振り返り、「今回のゲストは車椅子会社の社長の北島さんと不動産屋の社長の杉本さんという面白い組み合わせ。いくつになっても情熱はあるかないかで変わるんだなと思った」と話す。
元サッカー選手で、ブラジルでのサッカー留学の経験を持つ杉本さんが、八王子でサッカーのプロチーム作りに取り組んでいることを引き合いに出し、「地域のため、子どもたちのため、未来の子どもたちのために何か目標を持ってもらいたいという純粋な気持ちを今回の収録で強く感じた。身近なところで本物を見る機会を作ってくれる、地域の大人がそれに奔走してくれる。いずれ子どもたちが、そういう地域の大人たちがいたから夢に向かえたんだなと分かるんだと思う」と中山さん。
「地域ごとに特色があると思うが、『ないものを作る』のが一番大変。これからトップを目指す道のりは並大抵のものではないと思うが、闘い続けるという姿勢は選手にも地域の皆さんにも伝わっていく。地域がより活性化していく、選手がよりいいプレイをしていくことにつながっていくんじゃないかなと感じた」とも。
初回の放送時間は、19時~19時30分。7日まで毎日再放送する。後編は8日から放送する。放送後、スマートフォン向け地域情報アプリ「ど・ろーかる」で番組を配信する。