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10回目の「八王子一坪パンまつり」開催へ 6日間にわたって日替わり出店

「八王子一坪パンまつり」の運営を手がける賀澤さん(中央)と八王子メロンパンの吉永さん(右)、藤野ベーグル工房の戸澤さん

「八王子一坪パンまつり」の運営を手がける賀澤さん(中央)と八王子メロンパンの吉永さん(右)、藤野ベーグル工房の戸澤さん

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 日替わりでさまざまなパン店が出店する「八王子一坪パンまつり」が6月15日、八王子駅北口のチャレンジショップ「はちチャレ」(八王子市旭町)で始まる。

「八王子一坪パンまつり」のチラシ

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 同イベントは2017(平成29)年から「日本一小規模なパンの祭典」をうたい開いているもの。昨年11月以来の開催で、今回で10回目を迎える。

 6日間の開催期間中、日替わりでパン店が販売を行う。15日は相模原市・藤野を中心に実店舗は持たず活動する「藤野ベーグル工房」と「パン小屋 カシェット」(以上、神奈川県相模原市)が共同出店する。そのほか、16日=「Deep Forest 高尾店」(東浅川町)、17日=「パン工房ボンシュシュ」(横山町)、18日=「八王子メロンパン」(子安町4)、19日=パン店の開業を目指し活動する「コじろうベーカリー」、20日=「Yショップ ippuku」(旭町)が出店する。「パン小屋 カシェット」「八王子メロンパン」「コじろうベーカリー」は本イベント初出店。

 初めて参加する「八王子メロンパン」の吉永友香さんは「しょう油味のメロンパンを出していて、これは唯一無二のものだと思う。さまざまな種類のメロンパンを持っていくので、皆さんには選ぶのに悩んでいただき楽しんでもらえれば」と話す。

 前回初参加し、今回、2度目の参加となる藤野ベーグル工房の戸澤淳さんは「国産の小麦と季節の地場の農作物を使うのがコンセプト。そのあたりをうまくアピールしていきたい。商品は最低12種類くらいは用意したい」と話す。「ベーグルはとっつきにくいイメージがある。食わず嫌いな方でも取りあえず手にとって試してもらえれば」とも。

 イベントを支援するスポンサーから集めた協賛金の一部を使ってパンを購入し、フードバンク八王子(中町)など市内のフードバンク団体に寄付するほか、今回から売り上げの一部を八王子市社会福祉協議会へ寄付する取り組みも始める。

 イベントの運営を手がける賀澤志帆さんは「コロナ禍で『パンまつり』を休み、復活した時から地域に対して何かできることがないかとパンの寄付を始めた。10回目の節目なので、ここから始めるものとして社会福祉協議会への寄付を加えることにした。私たちの思いに出店者の方も賛同して出ていただけるのはありがたい」と話す。「10回というのはただの結果。出店者、買いに来てくれる街の方、地域の皆さんのおかげ。10回続けることができる街の皆さんがすごい。ありがたいという思いに尽きる。6日間ワクワクして過ごしてもらいたいし、イベントで知った店にはぜひ足を運んでほしい」とも。

 「はちチャレ」は八王子駅北口から徒歩約2分、西放射線通り商店街(ユーロード)入り口にある豊栄第一ビル1階、エレベーター前の空きスペースにある約1坪のチャレンジショップ。「まちづくり八王子」(旭町)が運営する。

 開催時間は各日10時~(商品なくなり次第)。

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