プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が現在、チームの活動を支援する個人スポンサーを募集している。
10月6日から始まる2023-24シーズンは、昨シーズンに続きジャパン・バスケットボールリーグが運営するB3リーグに参戦するビートレインズ。市民やファンなどがチームを支える手段として、昨年、個人向けのスポンサー制度を導入。新シーズンの開幕に向け、今年もスポンサー募集を始めた。
1万1,000円、3万3,000円、5万5,000円、11万円の4種類のメニューを用意する。協賛者全員にチームのオリジナルキャラクター「トレンチー」のピンバッジを配布するほか、金額に応じて異なるサイズの木札に名前を書き、ホームゲームの会場に飾る。5万5,000円のコースでは選手からのメッセージ動画、11万円のコースでは、バスケットコート上で選手と撮った写真をプレートにし進呈するなど特典を用意する。
集めた協賛金は、選手が日常的に飲む飲料水や試合時の補食の費用、練習会場費、ホームゲーム時のアリーナ使用料・興行費用、専属チアリーダー「Raily's(レイリーズ)」の練習会場費などに当てる。
今シーズンで結成9年目を迎えるビートレインズ。チームを運営する「THTマネジメント」(八王子市子安町)の川上紅葉さんは「大きな企業が多額の資金で経営をすることも、安心を与えすてきなことだと思うが、八王子ビートレインズとしては、一社でも多くの地元企業、一人でも多くのクラブを大切に思ってくれる方々に力添えいただき、地域に根差したチームとして、B3リーグ優勝・B2昇格を目指していく」と話す。
開幕を前のプレシーズンマッチとして立川ダイス戦を9月6日、エスフォルタアリーナ八王子(狭間町)で行う。「われわれのライバルである同じ多摩地区を拠点とするチーム『立川ダイス』との試合となる。オフシーズンの間、選手たちはより一層のスキルアップを図り、昨シーズンよりもさらにコートでの魅力的なプレーを見せてくれると思う」と川上さん。「ファンの皆さまと共に一丸となって熱い戦いを楽しみ、新シーズンに向けた活力に満ちたスタートを切りたい。これからのシーズンで新たなドラマと感動が待っている。楽しんで『乗車』してほしい」とも。
応募はチームの公式ウェブサイトで受け付けている。