八王子駅・京王八王子駅周辺の飲食店で11月4日、食べ歩きながら街を巡るイベント「バルベリー八王子」が始まる。

5枚つづりになっているチケット

　2014（平成26）年に初めて開催され、今回で9回目を迎える同イベント。飲食店など約40店が参加するバルイベントで、参加者は事前にチケットを購入する。参加各店では、チケット1枚に対し、料理1品とドリンク1杯を提供する。チケットのうち1枚は「おみやげバル」として、テイクアウトメニューとの引き換えにも対応する。

　コロナ禍を経て、2019年以来、4年ぶりの開催となる今回は、居酒屋「小太郎」、「LAMP COFFEE」（以上、八王子市子安町1）、「Kitchen ROCCO（キッチン・ロッコ）」（子安町3）、「八王子メロンパン」（子安町4）、ちろりん村（明神町3）などが参加する。初参加店は、「まるはちローストビーフ食堂」、「Bistro CAMPER（ビストロキャンパー）」、「勝どき」（以上、東町）、「石油王のカレー」、「酔笑喰（ようしょく）家いち」（以上、三崎町）、「小料理BAR まつとも」（中町）、「SEVEN'S ROOM」、「七福」（以上、子安町1）など18店。

　同イベントの実行委員会を置く、まちづくり八王子（旭町）の鈴木一弘社長は「コロナを経験した上で出店する人たちなので、ここでチャンスを物にしてほしいという思いがある。参加者には『あなたにとってのお気に入りの店を見つけて』と呼びかけている」と話す。11月4日・5日に東京たま未来メッセ（東京都立多摩産業交流センター、明神町3）で行われる「日本遺産フェスティバル in 桑都・八王子」にもブースを設けるという。

　イベントに協力する賀澤志帆さんは「参加店にはコロナ禍の中、オープンした店も多い。気になっていたけど行ったことはなかったという人も多いと思うので、これをきっかけに行ってほしい。4年ぶりなので、『待ってました』という人もいるだろうし、『知らなかった』という人もいると思う。わくわくしながら当日を迎えてほしい」とも。

　チケットは、1冊5枚つづりで、前売り＝4,800円、当日＝5,000円。前売りは、チケット販売サイト「イープラス」で、11月3日まで行う。11月7日まで。