市民参加型のトークイベント「はちおうじ会議」が2月11日、「まちの駅八王子 CHITOSEYA(ちとせや)」(八王子市八日町)で行われる。
地元で活動しているさまざまな人物をゲストスピーカーとして招き、地域を通した交流を図ることを目的にサロン形式で行う同イベント。昨夏に初めて行われ、今回で3回目を迎える。
今回は「ご当地ユーチューバー」としても活動する洋品店「イツミヤ」(八幡町)の中野智行さん、八王子を拠点に活動する沈金師の春日友子さん、毎日、南浅川の写真を撮るなどし「南浅川定点観測員」をうたう中島ゆきさん、子育て支援の一環として、必要なときにベビーシッターが自宅に駆けつけるサービスを立ち上げた「育児119」代表の「かずまる」さんの4人が登壇する。
「もともと人の話を聞くのが好き。実行委員を務める西井さんにそのことを話したら、『としま会議』を紹介してくれた。プロフェッショナルな技術や趣味を話してもらいながら、みんなでご飯を食べる和気あいあいとしたものだったので、これをモデルにして八王子でやろうという話になった」と実行委員の「猫熊田としちゃん」さん。
会場は毎回変えており、今回は多摩信用金庫八王子中央支店(八日町)1階にある八王子市の「まちなか交流・活動拠点」である同所で行う。初回から定員を超える集客があり好評だという。ゲストスピーカーについては、「八王子の街を歩いていて、『この人いいな』と思ったら『ナンパ』している」と猫熊田さん。ゲストの人選は年代や性別、業種などがかぶらないようにしているという。
「どの方も熱意がすごい。聞く側も『こんな面白い人がいるんだ』と思ってほしい。いろいろな人に来てほしい」と猫熊田さん。今後については「年間で4回はやりたい」と意気込む。西井さんは「コロナ中は出会えなかった。『はちおうじ会議』が始まったが、この1年近くで手応えがある。八王子で新しいことを始めたい方だけでなく、八王子にせっかく住んでいるんだから街のことを考える場にもなればいい。街や人、そこから自分への気付きにつながれば」と期待を寄せる。
開催時間は18時~20時30分。定員は30人。参加費は、八王子市在住・在勤=3,000円、市内在学=2,500円(食事・ソフトドリンク付き)、中学生・高校生=1,500円、小学生以下=無料。参加申し込みはチケットサイト「Peatix」で受け付けている。