八王子市が4月5日、「2024年台湾東部沖地震」の被災者を支援するため、市を窓口とした義援金の受け付けを始めた。
八王子市は2006(平成18)年11月、台湾第2の都市として知られる高雄(たかお)市と海外友好交流都市連携を締結。東京2020オリンピック・パラリンピックの際には、パラリンピックに出場する台湾パラ・パワーリフティングチームの事前キャンプ受け入れを表明した。
今回は今月3日に発生した地震の被災者を支援しようと市民から義援金を受け付ける。市役所本庁舎1階「総合案内」や斎場霊園事務所を除く、14の市民部各事務所に順次、募金箱を置く。領収書が必要な場合は、市役所本庁舎1階の福祉政策課で対応する。受付期間は「当面の間」としている。
義援金は全額を日本赤十字社を通じて被災地に送る予定で、市の担当者は「全台湾赤十字組織が行う救援・復興支援活動および防災・減災事業などに充てる」と話す。