JR八王子駅の自由通路と駅北口をつなぐ歩行者専用デッキ「マルベリーブリッジ」に現在、地元商店会による七夕飾りが展示されている。
2006(平成18)年から北口・旭町地域内の商店で組織する「八王子駅北口商店会」が、七夕の時期に合わせて、デッキ正面中央にある吸気塔に設けられた「八」の形をしたモニュメント「絹の舞」の周りを飾り付けている。これまで、地元の大学生などによる願い事や俳句が書かれた短冊を飾ってきたが、今年は初めて飾り付ける俳句を一般公募した。6月6日から12日まで同会のブログなどを通じて、投稿を呼びかけた。
6月28日から飾り付けを行うことにしていたが予定を早め、20日ごろには展示を始めた。「願い事 心に秘めて 筆を取る」「買いものも 梅雨空睨(にら)み 袋変え」など七夕や梅雨時に合わせたものなどのほか、「ハムスター 夏を感じて 腹を出す」など夏の訪れを表現した短冊も見られた。
7月7日には西放射線通り商店街(ユーロード)通りの旭町エリアを会場に同会主催の縁日イベント「七夕ふれあい縁日」を行う。清水栄会長は「こちらでも短冊を付けていただけるので、楽しみにしていてほしい」と話す。
7月8日まで。