多摩地区最大の山車まつり「八王子まつり」が8月2日~4日、行われる。
例年8月の第1金曜から3日間の日程で行われる同祭。日本遺産「霊気満山(れいきまんざん)高尾山」の構成文化財でもある。八王子駅近くの甲州街道(国道20号)をメイン会場に山車やみこしの巡行、民踊流し、パレードなどさまざまなイベントを行う。昨年は3日間で85万人が参加した。
2日は八王子駅近くの西放射線通り商店街(ユーロード)で、全国の氷彫刻を作る「司厨士(しちゅうし)」が集まる「氷の彫刻展」、八王子芸妓が踊りを披露する「宵宮(よいみや)の舞」などを行う。開催時間は、「氷の彫刻展」=13時30分~16時10分、「宵宮の舞」=18時30分~19時。
3日は甲州街道沿いで一斉に太鼓を演奏する「関東太鼓大合戦」、約2000人の踊り手が踊る「民踊流し」、子どもたちによる「子ども音頭の集い」、八王子市の海外友好交流都市である台湾・高雄市の団体によるパフォーマンス披露、甲州街道を山車が巡行する「山車巡行・神輿渡御(みこしとぎょ)」などを行う。
開催時間は、「関東太鼓大合戦」=14時~16時、「子ども音頭の集い」=16時30分~17時30分、「民踊流し」=16時~18時30分、「台湾・高雄市パフォーマンス披露」=15時30分~15時50分・18時~18時20分、「山車巡行・神輿渡御」=18時30分~21時。
最終日の4日は、八王子の西半分を鎮守する多賀神社(八王子市元本郷町4)を中心とした「上地区」と、東の総鎮守・八幡八雲神社(元横山町2)を中心とした「下地区」に分かれて、山車が勢ぞろいする「辻合わせ」などが行われる。
祭りの開催に合わせ、西東京バスは路線バスの迂回(うかい)運行・運休を行う。3日・4日は13時50分以降、甲州街道(国道20号)上にある横山町~追分間の各バス停を停車せず、全便がいちょうホール通りに迂回する。八王子の中心市街地を時計回りに循環する路線「市街地循環」は、2日は16時以降、3日・4日は終日運休する。