「日韓交流ピックルボール大会」が8月18日・19日、日本工学院八王子専門学校（八王子市片倉町）で行われる。会場は同校アリーナ。

会場となる日本工学院八王子専門学校

　ピックルボールは、テニスとバドミントン、卓球の要素を組み合わせ、1965（昭和40）年にアメリカで生まれたスポーツ。バドミントンと同じサイズのコートで、パドルを使って穴が開いた中空のボールを打ち合う。今回は韓国・釜山（プサン）から選手を招き交流試合を開く。主催は八王子市内で同競技の普及に向けた活動を行っている「八王子ピックルボール協会」。

　両国合わせて約60人の選手が出場し、「男子ダブルス」「女子ダブルス」「ミックスダブルス」の3種目の試合を行う。同会は「国内初の国際交流ピックルボールイベント」とうたう。同校の学生も選手のボディーメンテナンスを行うブースの設営に携わるなど協力するという。

　2015（平成27）年10月、当時、全米チャンピオンだったダニエル・ムーアさんがインストラクターとなり、エスフォルタアリーナ八王子（狭間町）で「ピックルボール日米交流会」を開いてから、日本国内に同競技が広まっていったことから、同会は八王子を「国内ピックルボール発祥の地」と紹介する。

　同会の鎌田勲会長は「今回は初の日韓国際交流大会となるので、八王子と釜山の友好協力関係を築くことを念頭に、両国のピックルボール発展に寄与したい。八王子では2015年からピックルボールの普及活動を行ってきたので、『国内ピックルボール発祥の地』として国内各地で認知されている。これは非常に大きなアドバンテージ。今後、地元・八王子市を盛り上げるためにも、この追い風を受けながら一歩一歩進んでいけたら」と話す。

　開催時間は、18日＝9時～13時、19日＝9時～16時。観覧自由。