八王子駅北口のチャレンジショップ「はちチャレ」が7月20日、八王子駅北口から徒歩約2分の場所に移転、リニューアルオープンした。
「まちづくり八王子」(八王子市旭町)が運営する同所。約1坪の店舗を1日単位で利用できるチャレンジショップで、「日本一小規模なパンの祭典」をうたい、日替わりでさまざまなパン店が出店する「八王子一坪パンまつり」などのイベントの会場にもなっている。
2014(平成26)年に行政や地元の不動産業者の協力を得て、ドン・キホーテ八王子駅前店(中町)西側にオープン。2022年には西放射線通り商店街(ユーロード)入り口にある豊栄第一ビル1階、エレベーター前の空きスペースに移転した。今回は同ビルの耐震工事を受けて移転を決定。コインパーキング・シミズパーク24やアニメイト八王子店などがあるピオスビル(旭町)1階入り口横に移転した。
移転後も店舗面積は変わらないが、まちづくり八王子の鈴木一弘社長は「ビルの地下にもスペースがあるので、連動してイベントを開いてもらうこともできる。『はちチャレ』で販売して、地下のスペースではワークショップをするなど、借りたい人が何をしたいかによって提案できる」と話す。「自分の持っている技能や商品、アイデアを世の中にぶつけて試してほしい。必ずしも良い結果は得られないかもしれないが、それも含めてチャレンジ。とにかくチャレンジしてほしい」とも。
10月に今年2回目となる「八王子一坪パンまつり」を行う予定の賀澤志帆さんは「路面店になったので、遠くからも目立つ場所になった。駐車場を利用する人や買い物に行く人がふらっと寄れるのもいい」と話す。
利用可能時間は7時~20時。利用には事前の申し込みが必要で、料金は1日2,200円。