プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が8月24日、2024-25シーズンのキャプテンと副キャプテンを発表した。
9月27日に開幕する2024-25シーズンもB3リーグで戦う同チーム。今回、新シーズンのキャプテンを大城侑朔(ゆうさく)選手、副キャプテンをタレン・サリバン選手と東祐太選手が務めることを発表した。
2017(平成29)年から同チームに所属し、過去には副キャプテンを務めたこともある大城選手は「チーム創設10周年という記念すべき節目の年に大事な役割を与えていただき、とても光栄に思う」と話す。
「僕自身8年目と長期に渡り、このチームでプレーをしてきた。この長い期間、会社としてもチームとしてもさまざまなことがあり、極端に言えば、天国と地獄両方を体験した。そんな中でも八王子の素晴らしさ、良さを実感した8年であり、ここまで支えていただいた皆さまには感謝の気持ちしかない。その皆さまに恩返しがしたい、感動を与えたい、八王子に貢献したいという一心。今季は目の前の試合に勝つことを目指すのを前提に、皆さまの心を動かせるようなプレー1つ1つにこだわる、そんなチームになれたら」とも。
タレン・サリバン選手は「外国人選手でありながら、チームから信頼を寄せられていることは本当に光栄。必要な時に意見を言う機会が増えると理解しているが、その模範を示すための良いチャンスだと考えている。この機会を生かし、チームの団結を保ち、シーズンの状況に関わらず、常に万全の準備をして試合に臨めるよう努力していく」と話す。
東選手は「チーム全員が同じ方向を向き、一丸となって目の前の試合に全力を注ぎ、一つでも多くの勝利を応援してくださる皆さまにお届けできるように戦っていく。選手やチームスタッフ、フロントスタッフとのつなぎ役として円滑なコミュニケーションを取ることを心がけていく」と話す。
新シーズンのヘッドコーチは、埼玉ブロンコスや警視庁バスケットボール部のヘッドコーチ、立川ダイスのアソシエイトコーチ、昨シーズンは金沢武士団のヘッドコーチを務めた三木力雄さんが就任した。
チームを率いる「THTマネジメント」(八王子市子安町3)は9月5日、シーズン終了までにホーム戦で3万9000人の総来場者数を達成する「39000(サンキューオーオーオー)プロジェクト」に合わせ、ホーム戦の全試合で先着1000人を2階自由席に無料招待する。要事前申し込み。シーズン初戦は9月27日・28日、香川ファイブアローズ戦をエスフォルタアリーナ八王子(狭間町)で行う。