市内の飲食店経営者らで構成する「bil8(びるはち)」は10月4日、八王子駅北口周辺でゴミ拾いのボランティア活動を行う。
活動は今回で8回目。昨年11月から月1回のペースで、駅周辺のゴミをボランティアで拾っている。メンバーは市内で居酒屋などの飲食店を出店している若手経営者が中心。現在約30人が活動にかかわっている。
「八王子に住んでいて、八王子という街が好きだから、八王子をきれいな街、魅力的な街にしようという思いで集まり、活動を始めた」と同会の高橋さん。会の名前も「八王子が好き」という意味の「because I like hachioji」という言葉から取った。開始当初はバー「COMMUNICATIN BAR LAZOS」(八王子市横山町)、居酒屋「とりあえず八王子」店(中野上町1)、バー「Casual Bar DOKO」(三崎町)、「American Bar Shaka Sign」(三崎町)、「塚田農場 八王子」店(三崎町)の各店オーナー、スタッフが参加。「現在では、多種多様な業種の方や有志参加の方を交えている」という。
「若者中心での活動で拾うことで街をきれいにするのは当然のこと。拾う姿や活動を広報する中で、捨てない気持ちを参加者以外にも持っていただくことが大切と考えている」と高橋さん。
当日は、西放射線通り商店街(ユーロード)などの掃除を行う。「参加者が同じTシャツを着て集合し、徒歩でゴミ拾いをする」。活動の後は懇親会も開催。「(懇親会の開催は)参加いただいている業種も多種多様になってきているので、活動メンバー内でのコミュニケーション活性化が目的」とも。
今後も月に1度のペースでゴミ拾いのボランティア活動を実施していくという。