「八王子古本まつり」が10月10日、八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)で始まった。
2009(平成21)年10月に初開催し、古書を題材に春と秋にさまざまな企画を展開する同イベント。5月以来の開催で、今回で31回目を迎える。主催は「古書げんせん館」(八王子市高尾町)から成る実行委員会。
期間中、ユーロードの入り口から中町公園までの区間に市内外から集まった古書店25店が出店する。今回のテーマ「花鳥風月」に合わせた古書やグッズを集めた「花鳥風月」コーナーのほか、絵本、生き物、歴史といった各ジャンルをまとめたコーナーを展開する。音楽コーナーでは、ジャズやクラシック、ポップスなどさまざまなジャンルのレコードやCDを販売する。
八王子や多摩地域に関する書籍をまとめたコーナーや、3冊100円コーナーも展開。同祭の協賛企業などが出店する「まちみせ横丁・ゆるゆるライフテント」や、12日には紙芝居の披露もある。
三崎町公園では、市民から集めた本を1冊100円で販売し、売り上げを八王子市社会福祉協議会に寄付するコーナーや、持参した絵本と好きな絵本を無料交換できるコーナーを設ける。
中町公園では期間中、日替わりでキッチンカーが出店する。13日にはステージで地元ミュージシャンがパフォーマンスを披露する「本音フェス」、13日と14日には、コメの販売やトークショーを行う「びわ湖魚のゆりかご水田 収穫祭」を行う。
開催時間は10時~19時。荒天中止。今月14日まで。