「地下鉄直通型車両」の撮影会が11月3日・4日、豊田車両センター(日野市東平山3)で行われる。
JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が企画した。今回はJRの路線から地下鉄に乗り入れる車両に特化し、センター内にある車両の点検や修理などを行う検修庫で撮影会を行う。
当日は、中央線快速電車にグリーン車を導入するに当たっての車両不足を補うために常磐線から転属した「209系1000代」2編成と東京メトロ東西線への直通運転仕様となっている「E231系800代」1編成の合わせて3編成を横並びにして用意。編成端の高尾側と東京側からそれぞれ約50分ずつの撮影時間を設ける。
2編成用意する「209系1000代」の塗装は中央線快速電車の種別カラーであるオレンジ色。うち1編成の東京側先頭車両のみ登場当時に配属された常磐線の各駅停車が用いていたエメラルドグリーンの装いに可能な限り復元する。
同社広報担当者は「普段は立ち入ることのできない所に3種類の線区カラーがそろう貴重な機会となる」と話す。
開催時間は、10時~13時、14時20分~17時20分の1日2回。参加費は4万円。定員は各回20人。対象は18歳以上。参加には申し込みが必要で、10月17日12時からJR東日本が運営する通販サイト「JRE MALL」で受け付ける。