JR東日本八王子支社は10月3日から、八王子駅など各所で「八高線全通75周年記念イベント」を行う。
八高線は八王子と群馬県高崎市の間を結ぶもので、総延長は約92キロメートル。1931(昭和6)年に現在の八高線の前身に当たる「八高北線」「八高南線」が開業。その後、各線が延伸を続け、1934(昭和9)年10月6日に両線がつながって現在の形ができあがった。全線開通を記念したイベントは2004年、70周年を迎えた際にも行っており、その際はレトロ客車を引いた「八高線全通70周年記念号」を運行するなどした。
今回の企画は同社が独自に企画したもの。同社が管轄する八王子駅、拝島駅、高麗川(こまがわ)駅の各駅でイベントを行う。それぞれの駅では改札外で「記念パネル展」を実施。「汽車が走っていた時代のものや駅周辺の風景などの写真を展示する」と同社広報課の担当者。
併せて「クイズラリー」も実施。各駅で出題される問題を解いたうえ、高麗川駅に置くスタンプを応募用紙に押して八王子駅構内の「びゅうプラザ」に持参すると全問正解者にオリジナルタオルを進呈する。ダブルチャンスとしてくじ引きによるオリジナルオレンジカードのプレゼントも。タオルは先着300人まで。期間中、11時~18時の間受け付ける。今月18日まで。
今回のイベントに合わせ、ハンバーガーチェーン店「ベッカーズ」やジューススタンド「ハニーズバー」などの八王子駅構内にある店舗や拝島駅と隣接するショッピングモール「Dila拝島」では特別サービスを実施。今月6日~12日、ノベルティーグッズの進呈やクーポンチラシの配布などを行う。