京王電鉄が1月18日、高尾山にあるそば店などと連携して「冬そばキャンペーン」を始める。
高尾山では消化吸収の良いそばと、とろろを組み合わせた、とろろそばが親しまれている。このそばの魅力を発信する目的で毎冬行っており、今回で23回目。同社とキャンペーン実行委員会が共同で企画し、高尾料飲組合と高尾山商店会が協力する。
高尾山ケーブルカー・高尾山駅横の「高尾山スミカ」など麓や山内にあるそば店など14店が参加する。京王線各駅などで100円分の割引券3枚を付けたチラシを配布。チラシはスタンプ台紙を兼ねており、参加店で500円以上のそばやうどんを注文した人にスタンプを押す。スタンプを2つ集めた先着2000人に、高尾山口駅横の観光案内所「むささびハウス」で、オリジナルピンバッジを進呈する。
そば店3店か、そば店2店と高尾山商店会の25店のうちの1店でスタンプをもらい、京王線・高尾山口駅に設置する応募箱に投函(とうかん)した人を対象に、抽選で20人にオリジナルマグボトル、10組20人に日帰り温浴施設「京王高尾山温泉/極楽湯」か、「トリックアート美術館」の招待券、高尾山ケーブルカー・リフトの往復乗車券と「高尾山さる園・野草園」の入園券のセットを進呈する。
1月18日には、9時新宿発高尾山口行きの有料座席指定列車「Mt.TAKAO号 1号」を「高尾山冬そば号」として運行する。乗車客にはオリジナル箸や高尾山ケーブルカー・清滝駅横で行われる「ふるまいそば」の無料試食券を配布する。「ふるまいそば」では京王電鉄の駅長7人がそばを手渡すという。乗車には運賃のほか、座席指定料金410円が必要。
3月9日まで。