
「救急救命・防災減災ワークショップ 『学生と学ぶ、命のそなえ』」が8月30日・31日、八王子駅みどりの窓口横の「つながルーム」などで行われる。主催はJR東日本八王子支社。
産官学連携による防災・減災意識向上を目的に、杏林大学、法政大学、八王子消防署、大学コンソーシアム八王子が協力して開く同ワークショップ。
今回は「救急救命」「防災減災」をテーマにさまざまな企画を展開する。「つながルーム」では、法政大学ソーシャル・イノベーションセンターの学生ボランティアスタッフが、神戸市消防局の職員によって開発された防災をテーマにしたカードゲーム型教材「ダイレクトロード」の体験会を開く。
みどりの窓口前では、杏林大学保健学部救急救命学科の学生を中心に構成する「杏林大学救急救命クラブ」が心肺蘇生訓練で使われる人形を使って、正しい胸骨圧迫の方法や自動体外式除細動器(AED)の使い方をレクチャーする。このほか、八王子消防署による救急業務紹介なども行う。
JR東日本八王子支社の広報担当者は「災害発生時には自分の命と大切な人の命を守るため、自身の知識と技術が必要になる場合も想定される。いざという時のために備えるお手伝いを学生とJR東日本社員が行う。学生とともにいざというときに役立つスキルを学びながら、災害時の行動について考える場を提案したい」と話す。
開催時間は10時30分~15時。