
プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が8月28日までに、2025年シーズンの新体制を発表した。
2季連続で副キャプテンを務めるタレン・サリバン選手と高岡圭汰朗選手
2025年シーズンの開幕に向け、B3リーグに参戦するトップチームや、ユースである「八王子ビートレインズU15」などの体制を整えてきたビートレインズ。今回はそれぞれの今季のコーチなどについて順次発表を行った。
トップチームのヘッドコーチは7月、ビートレインズで選手、キャプテン、アシスタントコーチなどを経験した亀崎光博さんが就任した。今回はアシスタントコーチなどについて発表した。
アシスタントコーチは昨シーズン、アシスタントマネジャーを務め、今回、コーチ資格を取得した小林朔太郎さんが就任した。映像分析を手がけるビデオコーディネーターは小林さんとともに、八王子出身で、現在、スポーツ系の専門学校に在学中の今泉七海さんが務める。8月18日にはチームのキャプテンを大城侑朔(ゆうさく)選手、副キャプテンをタレン・サリバン選手と高岡圭汰朗選手が務めることを発表した。
ユースは過去、トップチームのヘッドコーチを務め、現在はアドバイザーの石橋貴俊さんがアソシエイトコーチ、ビートレインズでの選手経験もある兼子勇太さんがヘッドコーチを担当。8月28日にはトップチームの大金広弥選手が「ユースロールモデルコーチ」を務めることを明らかにした。
昨シーズンに続き、キャプテンを務める大城選手は「2シーズン連続で重要な役職を任せていただき光栄に思う。昨年はチームメイトに恵まれた事もあり、まとまりのあるチームになっていた。今シーズンは亀崎ヘッドコーチの下、チームとして昨年よりももう一段階レベルを上げないといけない。まとまりのあるチーム、勝てるチーム、より良いチームを作る手助けができるよう頑張る」と話す。
大城選手と共に2季連続で副キャプテンを務めるタレン・サリバン選手は「この役職にはコートの内外で多くの責任が伴うことを理解している。これからもチームのため、そして支えてくださる全ての人のために全力を尽くしていく。今シーズンはきっととても楽しいものになると思う。皆さんと一緒に楽しめる日を心から楽しみにしている」と話す。昨シーズンにビートレインズに加入した高岡選手は「大城キャプテンをサポートできるように若さとエナジーで引っ張っていく。一緒にプレーオフ、B3優勝を目指しましょう」と話す。
トップチームで選手としてプレーしながら、ユースの活動にも参加する大金選手は「自分自身がプロ選手として培ってきた経験を、次世代の選手たちに伝えていけることをとてもうれしく思う。コーチとしてはまだまだ若輩者の私だが、未来あるU15の選手たちの力になれるよう務めていく」と話す。
トップチームの開幕戦となる「アースフレンズ東京Z」との試合は、エスフォルタアリーナ八王子で9月26日に行われる。