「全国路地サミット2025 in 八王子」が10月4日・5日、「まち・なか」(八王子市中町)内「まち・なかギャラリーホール」など八王子市内で行われる。
路地のある街についての情報共有や交流、調査研究などを行っている「全国路地のまち連絡協議会」などが協力する。地域活性化やまちづくりに生かすため、全国の路地や街角の魅力・活用について話し合う目的で毎年行っており、2003(平成15)年に都内で初めて行って以来、今年で20回目を迎える。
1日目は地元・中町町会の小松博明元会長による「八王子花街の歩み」をテーマとした基調講演に加え、「観光まちづくり」をテーマに研究に取り組んでいる東京都立大学の川原晋教授、国際ツーリズム論などを専門とする桜美林大学の尾川佳子准教授、中町に拠点を置いてランドスケープデザインなどに取り組んでいる「TREEFORTE」(中町)の石川洋一郎社長らが参加するトークセッションを行う。開催時間は13時40分~16時20分。参加無料(要事前申し込み)。
2日目は「まち・なか」を出発地点として、案内人の解説を聞きながら議論する参加型街歩き企画「エクスカーション」を行う。
東京都立大学観光まちづくり研究室の学生が案内人を務め、八王子の街中の将来像を描いた「景観絵本」を見ながら街を歩く所要時間約150分の「Aコース」と、工学院大学野澤研究室の学生による「和の記憶をたどる、時を紡ぐ花街の路地のまち歩き」をテーマとした「Bコース」、桜美林大学尾川ゼミ「よこはち∞」の学生による「昼も夜も集う中町へ 見えないホスピタリティーを探すまち歩き」をテーマとした「Cコース」を同時開催する。定員は各コース15人。参加無料(Aコースのみ昼食付き2,000円)。
各イベントの参加は事前申し込みが必要。締め切りは9月25日。