
スポーツ産業の展示体験会「SPOJAM TAMA」が11月7日・8日、「東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター)」(八王子市明神町3)で開催される。主催は東京都。
デフリンピック開催を契機に行われる「SPOJAM TAMA」
聴覚障害者のためのスポーツ大会「東京2025デフリンピック」が11月15日から26日まで都内を中心に行われるのに合わせて、パラスポーツを含めたスポーツ産業振興を目的にイベントを展開する。来場見込みは2日間で約5000人。
期間中、スポーツの専門家によるセミナー、スポーツクラブとパラリンピアンによるパラスポーツ普及活動の紹介、デフリンピックの代表選手や監督が参加するトークイベント、プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」による体験講座、聴覚障害のある選手による「デフバスケットボール」の日本代表も参戦する「3x3(スリーバイスリー)」の大会などさまざまな企画を行う。
競技力向上や健康増進、パラスポーツにかかわる企業など約50社が出展する商談の場を設ける。スポーツに関連する事業を行っている民間企業や産学連携団体の出展者を15社程度募集している。出展無料。締め切りは9月24日17時。
今回のイベントは、デフリンピックへの機運醸成に加え、スポーツの持つ力、個々の違いなど多様性を受け入れ生かす「ダイバーシティ&インクルージョン」などを感じてもらうことが目的。同イベント広報担当者は「スポーツ産業発展だけでなく、スポーツの在り方に関心を持つ関係者の皆さまに多摩地域での取り組みを広く知っていただきたい」と話す。
開催時間は10時~19時(展示会エリアは17時まで)。入場無料。