
日野サンタマラソン実行委員会が12月13日、「日野市市民の森スポーツ公園」(日野市日野本町7)陸上競技場で行われる「日野サンタマラソン2025」の参加者を募集している。
自前のサンタクロースの衣装を着て走る「サンタラン」として、2023年に始まった同イベント。今年で3回目。NPO法人「フードバンクTAMA」(多摩平2)が行っている多摩地域の子どもたちにクリスマスケーキを届けるプロジェクトに賛同しており、「参加者が本物のサンタクロースになれる」とのコンセプトで収益は同団体に寄付する。昨年は約25万円を寄付した。
今回は3人以上10人以内のチームで参加する3時間耐久のリレーマラソン、4歳から小学6年生までの子どもと親子が2人で1キロを走る「親子ラン」、42.195メートルの徒競走を行う未就学児向けの「ひよこの部」と、昨年から始めた日野駅周辺などを通る約3キロのコースを歩くウオーキングの4種目を行う。今回、ウオーキングにはオリジナルの謎解きの要素を加える予定だという。
2013(平成25)年から2018(平成30)年まで多摩市・聖蹟桜ヶ丘で行われた「聖蹟サンタマラソン」の運営を手がけた馬場保孝さんらによる実行委員会がイベントを運営する。
サンタクロース服でなくても構わないが、上着は赤色のみ、パンツは赤・黒・白以外の色は認めないなどドレスコードは厳格で、当日は子どもから大人まで多くの世代の人々がサンタをモチーフにした姿で走り、「3時間リレー」に参加した人の中から最も印象に残る姿をした人には「ベストサンタ賞」を贈る。
馬場さんは「スポーツを通じて地域を元気に。走る楽しさを共有しながら日野市の冬の風物詩として育てていきたい」と話す。
参加費は、「親子ラン」=1組3,000円、「ひよこの部」=子ども1人あたり1,000円、ウオーキング=1人あたり1,000円。「3時間リレー」は参加人数ごとに異なり、3人=1万3,500円から(1人追加するごとに4,500円加算)。申し込みは「日野サンタマラソン」ホームページで受け付けている。締め切りは11月16日。