
「高尾山の市 『野市(のいち)』」が10月25日・26日、京王線・高尾山口駅前の広場と同駅前のホテル「タカオネ」(八王子市高尾町)で行われる。
高尾ビールと山と渓谷社がコラボしたオリジナルビールも販売する
京王電鉄、山と溪谷社(千代田区)、宿泊施設やイベントの運営事業を手がけるR.project(千葉県鋸南町)が「高尾の楽しみが もっと広がる」をテーマに共同開催するイベント。2021年に初めて行われ今回で5回目。京王電鉄の広報担当者は「秋の高尾山へのお出かけを創出する企画」と話す。
高尾山口駅前では、「高尾の森わくわくビレッジ」(八王子市川町)が木の枝とねじを使って、鳥の鳴き声のような音を出すことができる「バードコール」を作る有料ワークショップを行うほか、高尾駅前の商業施設「KO52 TAKAO(ケーオーゴーニー・タカオ)」(初沢町)のブースでは、同施設に入居するテナントによるポップアップストアを設ける。
「karrimor(カリマー)」「FUJIKAZE」「rig footwear」などのアウトドアブランドが出店し、登山向けのアウトドアウエアやギアの展示・販売、食品のサンプリングの企画を行う。群馬県の尾瀬で山小屋の資材を「背負子(しょいこ)」に乗せ運んでいる「尾瀬歩荷(ぼっか)」は、「背負子」を背負う体験会を開く。手拭いなどのグッズも販売する。
山と渓谷社は、高尾山エリアを取り上げた書籍やオリジナルグッズ、同社が高尾ビール(下恩方町)とコラボし作ったオリジナルビールを販売する。両日とも京王電鉄のキャラクター「けい太くん」と、山と溪谷社が展開する「山の日」の応援キャラクター「ヤーマン」による写真撮影会を行う。
「タカオネ」では、25日に山岳雑誌「山と渓谷」元編集長の萩原浩司さんが「さらに楽しむ高尾の四季」をテーマにしたトークイベントとサイン会を開催。26日は山岳遭難にまつわる記事を手がけるフリーライターの羽根田治さんが、高尾山のような低山での遭難対策のポイントなどを紹介するトークイベントを行う。それぞれ事前予約制で、定員は60人。
同施設には、中古のアウトドア用品を扱う「UZD」、ネパールカレー店「奈央屋」や「ONE DAY COFFEE STAND」など八王子ゆかりの店や企業がブース出店する。
開催時間は9時~16時。参加無料。