「ジン八祭(やさい)」が11月15日、八王子駅で始まった。主催は、JR東日本八王子支社、八王子観光コンベンション協会。
八王子の地域活性化と農業振興を目的に初めて行う同イベント。今回は八王子を盛り上げる象徴として、市内のボクシングジム「八王子中屋ボクシングジム」(八王子市南町)に所属する佐々木尽選手と野菜に注目。「ジン」にちなんだ商品や地元産野菜を集めて販売することから、イベント名称の読みを「じん・やさい」とした。
期間中、みどりの窓口前に会場を展開する。ボクシングをモチーフに会期を「ラウンド」で分け、11月15日・16日=第1ラウンド、17日~19日=第2ラウンド、22日・23日=第3ラウンド、24日~26日=第4ラウンド、28日=第5ラウンド、29日・30日=第6ラウンドとした。開催時間はラウンドごとに異なる。
第1ラウンドは中西ファーム(小比企町)が八王子市内で収穫した野菜を販売した。第2ラウンドは「東京八王子蒸溜所」(椚田町)がクラフトジン、第3ラウンドは道の駅「八王子滝山」(滝山町1)が野菜や土産品、第4ラウンドは「八王子メロンパン」(子安町4)が佐々木選手を応援するメロンパンなどを販売する。
第5ラウンドは八王子で採れた野菜や加工品などを販売する「もぐもぐランド」(打越町)、第6ラウンドは、店名に「ジン」と入っていることから、シンガポール発祥のショウロンポウとギョーザの専門店「ジンホア」(中町)が出店する。
「特別ラウンド」として、21日から26日まで、みどりの窓口横の「つながルーム」で佐々木選手への応援の寄せ書きを集める企画を行う。
JR東日本八王子支社の広報担当者は「日本初のウェルター級世界王者に挑む佐々木選手をイベントのイメージキャラクターとして企画を盛り上げる」と話す。