八王子の地酒をテーマにしたイベント「SAKE STATION @ 八王子 Ver.3」が12月11日、JR八王子駅で始まる。
八王子の地域活性化、農業振興を目的に行われる同イベント。昨年2月に初開催し、今回は1年ぶり3度目となる。JR東日本八王子支社、NPO法人「はちぷろ」(八王子市元横山町1)、「東京八王子酒造」(元横山町1)が企画した。
東京八王子酒造は八王子駅近くにある料亭「すゞ香」(中町)の店内に醸造所がある。今回はイベントに合わせて製造した日本酒「東京八王子酒造 prototype1 ver.J」を販売する。
720ミリリットルびん、300ミリリットルびんの2種類は、その場で酒をびん詰めする。飲みきりサイズとして180ミリリットルの商品も用意する。JR東日本八王子支社の広報担当者は「フレッシュな日本酒や酒造りの副産物である酒かす、わさび漬け、ジェラートを販売する」と話す。
期間中、酒造りを通じて八王子のまちおこしを進める「はちぷろ」の米作りなどの活動をパネルや動画で紹介する。桜美林大学尾川ゼミ「よこはち∞」も出展し、「はちぷろ」と連携して行っている田植えや稲刈り体験、10月の「全国路地サミット2025 in 八王子」で学生が行った街歩きツアー、外国人向けツアー「Go!Go!Hachioji!」などの取り組みを紹介する。
会場は駅コンコースと、みどりの窓口横の「つながルーム」。開催時間は13時~20時(11日は14時から。最終日の14日は19時まで)。