JR東日本が12月12日、2026年3月14日に行うダイヤ改正の概要を発表した。
今回、八王子支社が管轄する、中央本線、中央線快速電車、青梅線、横浜線などでダイヤの見直しを行う。
JR東日本は3月、東京都内の一部駅でホームドアの整備計画を発表した。八王子市内では、中央線・西八王子駅の1・2番線ホームや横浜線・八王子みなみ野駅の1・2番線ホームなどを対象に、2028年度末までにホームドアを整備する予定。
中央線快速電車と青梅線のホームドア設置予定駅で、ホームドアの開閉時間を考慮した停車時間に見直すことにより、列車の行き先や時刻が変更になる。
中央本線もホームドアの整備に向けたダイヤ見直しに伴い、現在、立川駅・豊田駅・八王子駅を発着としている普通列車について、全てを高尾駅発着に変える。
特急「あずさ」は土曜・休日に運行している、7時10分松本発東京行きの「8号」、11時新宿発松本行きの「17号」を、9両編成から12両編成にして座席数を増やす。
青梅線は立川駅でのホームの混雑緩和のため中央線快速電車との直通運転について、17時17分東京発青梅行きなど平日夕方の通勤時間帯で見直しを行う。
横浜線は早朝時間帯に東神奈川駅を発着する列車の運転区間を桜木町駅まで延長する。横浜・根岸線は八王子~大船間で運行している8両編成の列車について、ワンマン運転を始める。そのほか、南武線もダイヤを見直す。
同社では現在、最終的な列車の運転時刻を2026年2月25日発売の「JR時刻表3月号」で確認するよう呼びかけている。