山善(大阪市)が12月下旬から八王子のコーヒー専門店とコラボした家庭用コーヒーメーカー「ハイブリッドコーヒーメーカー YCB-720」の販売を始めた。
ホットコーヒーと水出しコーヒーそれぞれの抽出に対応した同商品。スペシャルティーコーヒーの焙煎・販売を行っている「Too Much Coffee」(八王子市八木町4)が商品を監修した。
ステンレス製サーバーは計量カップやマグカップを兼ねており、容量は850ミリリットル。水出しコーヒーは通常、抽出に約8時間かかるが、1杯120ミリリットル当たりを約2.5分で抽出できるという。ポンプを使って水をフィルターの中に送り込み、一定時間で加圧・減圧することで、コーヒー粉を効率よく水に浸透させる構造を採用した。
同社広報担当者は「朝の忙しい時間帯や来客時でも、短時間で本格的な味と香りが楽しめる。コーヒー粉の代わりにお茶や紅茶の葉を入れれば、水出し茶や温かいお茶、紅茶もいれられる」と話す。
給湯ふたを閉じた状態でのサイズは、幅=14.5センチ、高さ=31.5センチ、奥行き=28.5センチ。重さは2キロ。同社通販サイトなどのほか、全国のホームセンター、家電量販店などで順次販売する。価格はオープンプライス。