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高校生が八王子市に「まちづくりのアイデア」提案 地域の課題解決テーマに

富士森高校の生徒による口頭発表の様子

富士森高校の生徒による口頭発表の様子

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 「高校生によるまちづくり提案発表会 ~探究しよう!八王子のミライ」が2月11日、八王子市学園都市センター(八王子市旭町)で行われた。

生徒たちは発表後、八王子市職員から質問を受けた

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 八王子市内の高校では現在、「総合的な探究の時間」の授業の一環として、八王子の地域課題解決をテーマとしたプロジェクトを進めている。生徒たちが提案したアイデアは実際に市の政策に反映されている。

 同プロジェクトには、2025年度から新たに参加した八王子実践高校(台町1)のほか、翔陽高校(館町)、八王子北高校(楢原町)、八王子東高校(高倉町)、富士森高校(長房町)、南多摩中等教育学校(明神町4)の6校が参加。発表会では各校の個人やグループがテーマに沿って調べたことや具体的なアイデアを披露した。

 今回はポスター発表が23件、口頭発表が各校から1件ずつ行われた。口頭発表には八王子市の担当所管の職員や地元企業の担当者も参加し、発表内容への質問や評価を行った。

 八王子北高校の生徒は「八王子駅前に『共助Hub』を! ~英語を学びながら共助を実践する場を生み出すには~」と題した発表を行った。東京都の海外派遣研修制度を利用して中東のヨルダンで研修を受けた経験を踏まえて、多文化共生の実現に向け、八王子駅前に市民と留学生や外国人が交流する拠点を新設することを提案した。これに対して、八王子市市民活動推進部の担当者は大学に通う留学生と継続的に交流を図る具体的な方法を質問した。

 このほかの口頭発表は次の通り。翔陽高校=「高齢者の特殊詐欺被害を減らすためには?」、八王子実践高校=「高尾山における遭難者の増加の要因と安全に登山するための提案」、八王子東高校=「道の駅八王子滝山を中心とした八王子北部の観光」、富士森高校=「八王子の歴史と伝統の存続 ~多摩織・はちはくの資料から分かったこと~」、南多摩中等教育学校=「市民参加型ローカル登山プロジェクト」。

 初宿和夫八王子市長が口頭発表を行った各グループの代表者に参加賞を進呈した。初宿市長は「ポスター発表では、生徒の皆さんには学びの場であるからこそ、あえて厳しい指摘もさせていただいた。皆さんの素晴らしい提案を実現するのは私たちの責任。八王子で学んでよかった、暮らしてよかったと思える街にしていく」と話す。

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