八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)で11月20日~24日、全国各地の窯元や卸売り業者が参加する「全国大陶器市」が開催される。
「全国大陶器市」は全国各地の窯元や生産者、小売卸業者などによって構成される全国大陶器市振興組合が主催するもの。全国各地で年に20回程度行われており、八王子では「いちょう祭り」と連動する形で毎年11月に実施。今回で8回目となる。昨年は2万7,000人が訪れた。
有名作家による作品も並べられるが、目玉は陶器の格安販売。「八王子値切り市」とも名付けられている同イベントでは、買い手は売り手と直接価格交渉が可能。価格帯も300円~1,000円程度のものが多数を占めている。「今年も全国有名産地の窯元、卸売り事業者が出店し、値ごろ品からおすすめの『やきもの』まで約50万点が勢ぞろいする」と同組合。
当日は商店街の通り沿いに約70のテントを立て、丼や土瓶、小皿、大皿、深鉢、小鉢、茶碗などさまざまな種類の陶器を並べる。取りそろえる陶器の産地は有田焼、九谷焼、伊万里焼、備前焼、唐津焼などさまざま。出荷前の検査で不合格とされた、いわゆる「検品落ち」のものや業務用食器など、さまざまな陶器も販売。
開催時間は10時~20時(最終日のみ18時まで)。雨天決行。クレジットカードでの支払いも可能。