多摩市が2011年2月に開設を予定している「唐木田コミュニティセンター(仮称)」(多摩市鶴牧)の愛称募集が12月5日から始まった。
同センターは、市が小田急多摩線・唐木田駅前に開設を予定しているもの。市は市内に10のコミュニティーエリアを設定しており、エリアごとに「世代を超えた市民の交流の場や、まちづくり活動の拠点」としてセンターの整備を進めている。今回のセンターは唐木田、中沢、鶴牧、落合、山王下地区を包含するコミュニティーエリアが対象で、地域住民によって組織する「(仮称)唐木田コミュニティセンター建設協議会」がこれまで準備を進めてきた。施設は2階建てで、延べ床面積は約2,600平方メートル。図書館や児童館などの機能も持たせた複合施設となる予定。
現在、市では7カ所のコミュニティーセンターを運営しており、それぞれ「関・一つむぎ館」「ゆう桜ヶ丘」「乞田・貝取ふれあい館」「TOM HOUSE(トムハウス)」などの愛称を設定している。これらを受け、「既存のコミュニティーセンターと同様に、親しみやすく呼びやすい愛称を決めようということになった」と同市市民活動支援課の植田さん。
市内に在住・在勤・在学している人を対象に募集を開始。市役所や各コミュニティーセンター、図書館などで応募用紙を配布しているほか、市のホームページからも応募できる。募集を始めて1週間ほどだが、「既に応募に際しての問い合わせが数件と、ウェブ上からとファクスでの応募が数件ある」と植田さん。採用者には賞状や記念品を進呈する。
募集は来年1月12日まで。