JR八王子駅南口の再開発地区で建設が進められている「サザンスカイタワー八王子」(八王子市子安町4)で1月26日、上棟式が行われた。
同ビルは高さ158メートル、地上41階、地下2階から成る超高層ビル。高さは市内一で、新設するペデストリアンデッキで八王子駅と直結。JRが開発を進め、大型電器店「ビックカメラ」が入居することが決まっている南口新駅ビルとともに八王子駅南口再開発のシンボルとなる。総事業費は約387億円。
1階から3階までは「スーパーアルプス」などの商店や医療機関、金融機関などが入居を予定。4階から10階相当部分までには市民会館や市の中央地域総合事務所(仮称)などの行政施設が入居する。9階から41階までは「サザンスカイタワーレジデンス」の名称で住友不動産(新宿区)が住宅として計390戸を販売している。
計画は当初の予定通りに進行しており、現在、これまで周囲を囲んでいた足場を取り外し、各階の内装工事を進める段階に移っている。約800人の作業員によって、今年秋に予定されているグランドオープンに向けた作業を進行。当日は八王子市長や再開発事業を進める八王子南口地区市街地再開発組合の担当者、工事関係者などが式に出席。報道陣には地上39階のフロアが公開された。
「地元住民の方々の期待に応えられるよう、より一層の努力を図っていきたい」と同組合。