そごう八王子店(八王子市旭町、TEL 042-625-2511)で2月9日から、北海道の名産品が一堂に会する「早春の北海道物産展」が始まる。メーン会場は8階の大催会場。
同店の「北海道物産展」は季節ごとに実施する恒例イベント。前回は昨年10月に行われた。今回は会期中にバレンタインデーが含まれていることから、「チョコレートを中心とした洋菓子を強化した」と同店広報担当の宮坂さん。「今は男性に贈るだけでなく、同性の友達にプレゼントしたり自分で食べるために購入される方も増えている」と分析し、女性向け需要の取り込みも目指す。
今回は食料品だけで計58店が参加。「塩キャラメルシュー」(251円)が有名な老舗和菓子店「花月堂」(小樽市)やたこ焼き大の大きさの「おやき」の中にこしあんなどを入れた「ぱんじゅう」(1個=81円~)が売りの「桑田屋」(小樽市)などが今回初出店。
バレンタインデーに合わせ、洋菓子店「スイートオーケストラ」(札幌市)の「ショコラマロン」(1ホール=1,301円)や昭和製菓(函館市)のブランド「函館志濃里」から「函館ショコラ」(12個入り=1,050円)などをそろえるなど、チョコレートにも力を入れる。
目玉は3枚重ねのクッキーの側面をチョコレートでコーティングした焼き菓子「マロンコロン」(151円~)を目玉にする「小樽あまとう」(小樽市)。「地元では大人気の店。物産展への登場がほとんどなく、もちろん八王子店でも初登場」と宮坂さん。このほか、イートインスペースでは「朝市食堂 函館ぶっかけ」(函館市)の「函館ぶっかけ」(1,381円)なども登場する。
今回は、これまで食料品と併せて並べていた工芸品の出展を、「全館で北海道のイメージが出るように」と3階・4階、6階・8階の各フロアに設ける「特設会場」へと変える。
開催時間は10時~20時(最終日のみ16時まで)。今月15日まで。