TOHOシネマズ南大沢(八王子市南大沢)で3月2日、現役学生による映像作品を上映する「TOHOシネマズ学生映画祭」の東日本予選が開催される。
同映画祭は2007年より毎年行われており、今回で4回目。TOHOシネマズ(千代田区)とビッグローブ(品川区)が主催する。高校生や専門学校生・大学生を対象としたもので、「学生による、学生のための映画祭」をコンセプトに運営や製作などすべてを学生が手がける映画祭として知られる。
昨年までは15分以内の映像作品を作る「ショートフィルム部門」と60秒以内のコマーシャルを作る「CM部門」の2つから成っていたが、今回は「要望が多かった」という短編アニメーション部門を新設した。「短編アニメーション部門」では15分以内を条件にアニメーション作品を募集。通常のセル画によるもののほか、クレイや人形を用いたストップモーションアニメーションやCGによるものなども受け付けた。
今回の応募総数は245作品。この中から、実行委員会が行った1次審査を通過した作品が予選に登場する。南大沢で行われる「東日本予選」ではショートフィルム部門8作品、短編アニメーション部門4作品に加え、今年のテーマ「原点」を題材に全国の学生が作った「CM部門」の作品6作品を上映。この中から、3月13日にシネマメディアージュ(港区)で行われる「決勝」へ進む作品が選ばれる。
3月4日には「西日本予選」も実施。決勝ではこれら予選を勝ち進んだ作品の中から部門ごとにグランプリ、準グランプリを決定する。作品は同映画祭のホームページとビッグローブのホームページの中に設けられる特設サイトで配信する予定。
開催は15時から。入場無料。