京王電鉄が管理・運営するアミューズメント施設「京王れーるランド」(日野市程久保3)で3月13日、10周年記念イベントが始まる。
同施設は同社の鉄道事業をPRする目的で2000年にオープン。多摩動物公園に隣接し、家族向けに鉄道模型のジオラマやプラレール、運転台からの風景を見ることができるビデオコーナー、オリジナルグッズの販売コーナーなどを設ける。
今回のイベントは、今月24日に開設10周年を迎えることを受けて企画した。「6000系旧塗装車両の展示、廃車車両部品の販売やGゲージの運転体験など、普段、体験することのできないイベントを多数開催する」と同社。
目玉の一つが今年度中にすべての車両が引退する「京王3000系」「京王6000系」の部品販売。今月24日には車内路線図やつり輪を、27日にはプレートや銘板などをそれぞれ売りに出す。当日は購入希望者を対象に9時から整理券を配布し、購入順を決める抽選会を9時30分から行った後、10時から販売する。会場は同園前。
最寄り駅である京王線・多摩動物公園駅では今月21日と4月3日の2日間限定で、「京王6000系」の車両展示を実施。塗装やヘッドマークを過去に使用していたものに復元したうえで、その車内でグッズ販売などを行う。同車両は当日11時42分~14時3分、同駅1番線に停車する。
このほか、「電車弁当箱」(1,000円)をはじめとしたオリジナルグッズの新商品販売や、子どもたちを対象にした「Gゲージ運転体験コーナー」、電車を運転するための免許証「動力車操縦者免許証」を模した「来店記念カード」の発行なども予定する。
営業時間は9時30分~17時30分。入場無料。イベント期間中は無休。4月4日まで。