高尾山で恒例「スタンプハイク」-「東京ウォーカー」とのコラボコースも

「高尾・陣馬スタンプハイク」のスタンプシート

「高尾・陣馬スタンプハイク」のスタンプシート

  • 0

  • List
  •  

 京王電鉄は4月1日から、恒例イベント「高尾・陣馬スタンプハイク」を開始する。

[広告]

 同イベントは1971(昭和46)年から行っており、今回で78回目。毎年春と秋に実施し、高尾山周辺の各所を巡りながら、指定された場所でスタンプを集めるもの。毎回子どもから大人まで幅広い層が参加している。

 高尾山には初心者向けの1号路から沢に沿って登る本格的な登山ルートである6号路まで6つのルートがあり、さらに高尾山頂から城山、景信山、陣馬山という3つの山と5つの峠を越える「高尾山~陣馬山縦走コース」がある。スタンプハイクでは、高尾山・陣馬山のハイキングコースを巡り12カ所に設置されたスタンプを集める。

 スタンプは京王線・高尾山口駅のほか、高尾山薬王院、高尾山、景信山、陣馬山など各山と城山の出入り口に当たる「城山下」にある売店「富士見茶屋」、陣馬山の出入り口に当たる「陣馬高原下」の売店「山下屋」などに設置。富士見茶屋、景信山、陣馬山では、土曜・日曜・休日のみスタンプを置く。

 スタンプを集めることで、スタンプシートに隠されているキーワードを見つけ出す。キーワードを見つけ出した人には抽選で景品を進呈。12カ所すべてのスタンプを集めた人には別に「踏破賞」も用意する。これまでは駅、売店などで配布するスタンプシートにスタンプを集め、郵送する方法のみを取っていたが、今回から携帯電話での応募も可能になった。

 今回は角川マーケティング(千代田区)が発行する地域情報誌「東京ウォーカー」ともコラボ。同誌が創刊20周年を受けて立ち上げたプロジェクトの一つ「TOKYO Green PROJECT」のキックオフ企画として、オリジナルのウオーキングコースも設定した。

 同コースは「愛の試練コース」と「オーラコース」。ケーブルカー「高尾山駅」改札付近に設置する専用のQRコードを携帯電話で読み取ることで、どちらかのコースを選ぶことができる。コース上にはチェックポイントを用意し、それぞれのチェックポイントごとでQRコードを読み取って「指令」に挑戦。3カ所すべてチェックした人にはゴール画面が携帯電話に送られ、その画面を提示することで高尾山で利用可能なクーポンや割引などの「ご褒美」も。

 高尾ビジターセンター(八王子市高尾町)によると、3月9日・10日の降雪による倒木や土砂崩れの影響で、登山道のうち4号路「つり橋コース」と6号路「びわ滝コース」のうち、「びわ滝~山頂」間に関しては現在、通行止めになっているという。スタンプを置く予定の「びわ滝」までは登ることが可能。それぞれの復旧時期は未定。

 5月31日まで。

八王子経済新聞VOTE

「八経」こと八王子経済新聞に期待する記事は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース