サンリオピューロランド(多摩市落合)で10月1日から、乳がんの早期発見・治療を訴える「ピンクリボン運動」の一環として「ピンクリボンライトアップ」が始まる。
ピンクリボンは乳がんの撲滅を目指して、検診受診率の向上や早期発見・治療を訴える「アウェアネス・リボン」と呼ばれるシンボルの一つ。日本では2000年代に入ってから急速に認知が広まっており、10月1日から東京・神戸・仙台の3都市で啓発イベント「ピンクリボンフェスティバル2010」も行われる。
同園がピンク色にライトアップするのは今回が初めて。サンリオのキャラクター「ハローキティ」は2003年度から同フェスティバルの「アンバサダー(大使)」を務めており、「サンリオ全社で取り組む中で、ピューロランドとしても目に見える形の参加を検討した結果、ライトアップを実施することになった」と同園を運営するサンリオエンターテイメント広報宣伝課の真鍋さん。
ライトアップ初日となる1日には、同園正面入口前で「ハローキティ」「マイメロディ」「つん子」などのサンリオキャラクターが集まって行われる「点灯式」を開催。17時になると同時に同園のシンボルとなっている「尖塔」をピンク色にライトアップする。同日以降のライトアップは、平日=16時30分~18時、土曜・日曜・祝日=16時30分~19時。
併せて、オリジナルグッズも販売。ポーチ(2,100円)やクッション(2,940円)、ストラップ(945円)など計7アイテムが登場。耳や胸にピンクのリボンがつけられ、ウサギの着ぐるみをかぶったハローキティをモチーフにした。グッズの売り上げの一部は、日本対がん協会(千代田区)が実施している「乳がんをなくすほほえみ基金」に寄付する。
ライトアップは10月31日まで。