京王電鉄は6月25日、今夏、高尾山のPRを目的に「高尾山・天狗イベント」キャンペーンを展開すると発表した。展開期間は8月1日~31日。
高尾山は「天狗が住む山」と言われており、蛸杉を始めとした天狗に関わる伝説のほか、高尾山薬王院には天狗像が祭られるなど、天狗との関わりが深いとされている。こうしたことから、同社では高尾山のPR活動の一環として「天狗」をテーマとしたキャンペーンの展開を決めたという。
「高尾山に『天狗の夏』が来る!」と題して行われる同キャンペーン。期間中、京王線高尾山口駅構内などで天狗をテーマとしたパネル展示を行うほか、周辺の飲食店では天狗にちなんだ特別メニューを提供する予定。
8月2日・3日には、天狗について学ぶイベント「高尾山・天狗サミット」を開催予定。当日は作家の京極夏彦さんらを招き、天狗にまつわるパネルディスカッション「天狗を語る」などを行う。イベントの参加には事前の申し込みが必要。参加無料。