サンリオピューロランド(多摩市落合)は現在、全国からB級グルメを集めた「日本B級グルメピューロランド杯」を行っている。
同園はサンリオ(品川区)のキャラクターを中心に扱うテーマパーク。1990年に国内初の屋内型テーマパークとして開園し、今月7日に開業20周年を迎えた。
同イベントは開業20周年を記念して、来年12月まで行うもの。「春ごろにピューロランド20周年にちなんで飲食のイベントも並行して考えていた」と同園を運営するサンリオエンターテイメントの担当者。「『珍しくておいしいもの』をご当地に行かなくても食べられるサービスをと思い、ワンシーズンのみではなく年間を通じたイベントの実施に至った」。
イベントは、年間を5期に分けて開催。インターネット投票と実際の販売数を基に、1年かけて全国のご当地グルメ20品の中から「最強のB級グルメ」を選ぶ。
第1期は今月6日から開始。今回は秋田の「横手風やきそばセット」(800円)、宮崎の「肉巻きおにぎりセット」(500円)、大阪の「明石タコ玉子焼き」(6個入り、400円)、北海道の「富良野風オムカレー」(800円)の4品を販売。「冷静な判断は持ちつつも厨房と企画部署が食べたいと思うものでメニューを決めた」と担当者。「(来場客からは)『名前は聞いたことがあるが実際に食べたことはなかったので、試しに食べることができて良かった』など、話題のB級グルメを食べるきっかけになった人もいるようだ」とも。
会場は同園4階「フードマシン」。来年2月上旬まで。