西東京バス(八王子市明神町3)は8月1日、新宿~愛媛県・松山間で運行している高速バス「オレンジライナー」の終点を延伸し、愛媛県・八幡浜を終点とすると発表した。運行距離は約940キロで、バスは伊予鉄道(愛媛県松山市)と共同で運行する。
運行予定によると、東京~八幡浜、八幡浜~東京間の1往復運行する。東京からの場合、新宿の高速バスターミナル、三鷹、深大寺、府中、日野、八王子の各中央道バス停のいずれかから乗車。始発点となる新宿から出発した場合は19時10分に新宿発、翌8時35分に八幡浜着の所要時間約13時間30分。料金は、片道=13,000円、往復=23,200円。
今回の延伸に伴い、愛媛県松山市から八幡浜までの南予地域の間に伊予市、内子、大洲本町・西大洲、八幡浜の5つのバス停を新設する。これにより、新宿から南予間を乗り換えなしで移動できるようになる。
バスは全席指定の予約制で、乗車日の1カ月前から予約を受け付ける。現時点では認可前のため、終点・松山までの便しか予約できない。