京王電鉄は7月1日から、同社管内の路線を対象に節電対策として夏季限定で「節電ダイヤ」を実施する。
今夏の電力不足を見込み、経済産業省は「電気使用制限令」を発表。東京電力管内では契約電力500キロワット以上の事業者などを対象に7月1日~9月22日の期間中、平日9時~20時は使用最大電力量を昨年と比べて15%削減するよう求めており、JR東日本でも「夏の特別ダイヤ」を運用することにしている。
「節電ダイヤ」を実施するのは京王線と京王井の頭線。このうち京王線では、平日に運行する準特急のうち、高尾山口駅を5時47分に出発する1本を増発。早朝時間帯の準特急の運行本数を4本に増やし、以降の各駅停車や通勤快速と接続することで流れを作る。
日中は一部区間で運転本数を減らすほか、行き先や種別の変更などを実施。ラッシュ時や土曜・休日を除いて、新宿発着の快速電車は急行に種別を変更するほか、都営新宿線直通の急行については快速電車に扱いを変える。各駅停車についても、10両編成から8両や6両編成に減らすなど工夫して運転するという。
車内については冷房を通常通り使用するが、照明の消灯や減灯を実施する方針。駅構内では自動券売機の運用台数制限、案内看板の消灯、地下駅での冷房の使用制限などの取り組みを行い、「日中時間帯における電力使用量を15%以上削減する」と同社。
実施は9月22日まで。