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そごう八王子店で最後の「八王子フェス」-市内の「うまいもの」が集結

八王子産の米「キヌヒカリ」を使った「Sweets Factory」のミルクシフォン

八王子産の米「キヌヒカリ」を使った「Sweets Factory」のミルクシフォン

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 そごう八王子店(八王子市旭町、TEL 042-624-2511)で10月4日から、地元八王子にスポットを当てた「八王子フェスティバル」が行われる。メーン会場は同店8階の大催会場。

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 同店が「地元八王子とともに頑張ろう」をテーマに行っている「WE LOVE HACHIOJI」キャンペーンの一環で企画する同イベント。昨年初めて開催され、今回で2回目を迎える。「そごう八王子としては最後の地元物産展」と同店食品催事担当の喜屋武さん。「今までお客さまのご要望の多かった店や、まだ地元ではあまり知られていない新しい店などを地元のお客さまにご紹介できれば」とも。

 初参加となる11店を含めて、今回は39店が登場。メーンイベントは「八王子のうまいもの大会」で、市内に牧場を持つ磯沼ミルクファーム(小比企町)やカレー店「これく亭」(川町)、菓子店「青木万年堂」(寺町)など地元の有名店が数多く集まる。

 開催に当たり、「普段の物産展でも人気の高い麺類で何かできないかと考えた」と喜屋武さん。今回はフードコートで「らーめん いち」(下柚木)が「八王子ら~めん」(801円)を提供するほか、今月6日までの期間限定で武蔵野うどんの店「たまや」(中町)がきのこ汁うどん(681円)を提供。中でも、「たまや」については期間中の出店は難しいと当初は断られたが、何とか出店に結びつけたという。

 「八王子最後の地元物産展ということなので数日しか出店できなくても、地元で人気のうどんを出店できれば、お客さまに喜ばれると考え、再度店に足を運んだ」

 八王子の土産物を特集した企画では、各店が新商品を開発。「ほかではまだ売っていない新商品をこの物産のために作っていただいた」と喜屋武さん。「Sweets Factory」(中野町)はオーナーシェフの富田直彦さんが地元産の米「キヌヒカリ」を使ったミルクシフォン(2,100円)を考案。「菓子工房ヴェールの丘」(西片倉2)の石井昌義さんによる黒豆を使った「真心マドレーヌ」(1,001円)、「雄月堂(左入町)」店主の佐々木徹さんによる和菓子「縁(えにし)」(105円)、「四季会席 葵」(元横山町)料理長の小西和幸さんによる弁当「八王子むすめ」も、それぞれも販売される。

 同イベントに合わせて多摩地域にスポットを当てた「多摩のうまいもの大会」も行われるほか、八王子織物工業組合が毎秋に行っている「八王子繊維ファッション総合展」も開催。今回は八王子織物から生まれたネクタイ「マルベリーシティ」の新作も発表される。

 このほか、市内の福祉施設で作られた雑貨などを扱う販売会や、食品売り場に出店する各店と長澤家(中野上町4)などの地元企業によるコラボ企画なども繰り広げられる。

 営業時間は10時~20時。今月10日まで。

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