中大生がシェアハウス「おもしろ荘」-運営メンバー募集へ

丸岡さん(中央前)を中心とした「おもしろ荘」の運営メンバー

丸岡さん(中央前)を中心とした「おもしろ荘」の運営メンバー

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 広域八王子圏の大学に通う学生が集まり、多摩市内で運営しているシェアハウス「おもしろ荘」が現在、新たに運営に携わる学生を募集している。

多摩センターで展開するシェアハウス「おもしろ荘」

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 学生団体「NEXT DOOR」代表で、中央大学商学部3年の丸岡智泰さんが中心となって運営する「おもしろ荘」。学生が抱える住宅へのニーズに加えて、学生と地域をつなぐ場所となることなども狙って昨年6月ごろから展開。「『面白そう!』が詰まった学生のためのシェアハウス」を掲げ、京王線・京王多摩センター駅の近くにある物件を借りて活動を進めている。

 過去のルームシェアの経験なども踏まえて、「学生が集まることができる場所を作りたいと考えていた」と丸岡さん。所属するゼミのメンバーや社会人らの協力も得ながら、個室4部屋と共用スペースを備えた物件を用意。冷蔵庫、洗濯機、掃除機などの共用設備もそろえたうえで貸し出し始めた。

 入居者募集に当たっては、近隣の大学にもビラを貼りに行ったほか、ツイッターやフェイスブック、ブログなども活用。広域八王子圏外からも問い合わせが寄せられるなど評判は上々だったという。現在は中大生などが入居しており、「プライベートをちゃんと保ったうえで、皆さんと交流が取れるよう工夫している」という。

 シェアハウスとしての機能だけではなく、地域の交流の場になることも目指しており、地元で採れた野菜を使った食事会やハロウィーンパーティーなど、さまざまなイベントも開催。これらの活動について、「今、やっと軌道に乗ってきたところ」と運営に携わる同大商学部3年の今田さん。「できれば、2軒目もやってみたいし、その他のイベントとの連携にも取り組んでたい」と意気込む。

 現在は4人のメンバーで運営しているが全員が大学3年生。進級後は就職活動なども見込まれることから、「若い世代でコンセプトに共感してくれる人を募集したい」と丸岡さん。今夏までには体制を整え、引き継ぎにもつなげたいという。「今いる入居者をちゃんと引っ張っていけるように、企画力だけでなく、責任感がある人がいい」と期待を込める。

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