「全国都市緑化はちおうじフェア」計画案公開 医療刑務所に壁面アートなど協働事業も

メイン会場となる富士森公園のイメージ図

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 9月から八王子市内で行われる「全国都市緑化はちおうじフェア」の実施計画案が12月26日、同実行委員会の第3回総会で発表された。

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 市制100周年を記念して、「みどりの丘の花絵巻はちおうじ2017」を愛称に、9月16日~10月15日の日程で行われる同イベント。

 1983(昭和58)年から毎年行われている「全国都市緑化フェア」を八王子で開催するもので、メイン会場となる富士森公園(八王子市台町)に加え、八王子駅近くの西放射線通り商店街(ユーロード)や八王子市夕やけ小やけふれあいの里(上恩方町)など市内6カ所にサテライト会場を設ける。

 140ページ、14章からなる計画案では、富士森公園陸上競技場の100メートル走コースを使って、展示規模約1100平方メートルの「八王子100周年アーカイブガーデン」を展開するなど展示設計の詳細や、セレモニーなどの催事の実施計画、会場間を回遊する手段としてシェアサイクルの利用やシャトルバスの運行といった交通輸送計画などを盛り込む。想定来場者数はメイン会場=約25万人、サテライト会場=約15万人。

 移転が決まっている八王子医療刑務所(子安町3)の壁面を使った市民との協働によるアートプロジェクトの実施なども行う予定。同プロジェクトについては、今後、市内の美術系大学の協力を得て、地域住民を対象としたデザインやコンセプトなどについてのワークショップの開催などを見込む。

 サテライト会場で行う事業など「今の段階ではまだ詰めきれていないところがある。実行委員の皆さまには随時、情報をお伝えしていく予定」と事業を進める都市緑化フェア推進室の担当者。今春にも行う第4回総会までにまとめあげ、同会から承認を得る方針という。

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