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視覚障害者などスマホの給付対象に 支援アプリ導入で、タブレットも選択可

八王子市が11月21日、重度心身障害者に必要な用具を給付する「日常生活用具給付等事業」の対象品目にスマートフォンを加えたと発表した。「情報・意志疎通支援用具」の「視覚障害者支援用具」「携帯用会話補助装置」と位置付ける。給付対象は就学年齢以上で、視覚障害、音声言語機能障害、聴覚障害4級以上のいずれかの手帳所持者か、肢体不自由の手帳所持者で音声言語に著しい障害があると医師の意見書がある人。視覚障害者支援や会話補助アプリをインストールしたスマートフォンかタブレット端末のいずれかを選んで給付を受けることができる。給付上限額は5万円。 これまではタブレット端末のみ給付対象だった。「障害者の方からタブレットを常時持ち歩くよりはスマホを使いたいという声があったが、スマートフォンは広く使われ汎用性が高く特別なものではないとして、都内の自治体はその声に応えることができなかった。厚生労働省と東京都からアプリをインストールしたスマホは給付可能との回答があったので、都内自治体の中でも先駆けて行うことにした」と初宿和夫八王子市長。

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