工学院大学「ソーラーチーム」が10月18日、オーストラリアで行われた世界最大のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(BWSC)」の大会6日目でゴール地点となるアデレードに到着し、クラス5位でのフィニッシュを決めた。
BWSCはオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3000キロを走破するもの。2年ごとに行われており、4回目の参戦となる同チームは「チャレンジャークラス」で戦いに挑んだ。
本戦は13日から行われ、3番手と好位置で出発したが、大会初日からモーターの過熱による故障に見舞われ、その後も強風で何度もコースアウトし、その度に修理する事態となるなど毎日のようにトラブルが続いた。一時はリタイアの危機もあったが、大会6日目となる18日9時53分にアデレードに到着。クラス5位の結果で終えた。