京王電鉄が現在、恒例イベント「高尾・陣馬スタンプハイク」を展開している。
1971(昭和46)年に始まった同イベント。毎年春と秋に実施し、今回で82回目。毎年4月1日から行われているが、昨春は東日本大震災の影響を受け、時期をずらして行われた。
高尾山周辺の各所を巡りながら、指定された場所でスタンプを集める。スタンプは京王線・高尾山口駅のほか、ケーブルカーの清滝駅、高尾山駅、高尾山薬王院、びわ滝などの高尾山内や城山の出入り口に当たる「城山下」にある売店「富士見茶屋」、景信山、陣馬山など13カ所に設置。スタンプは11種類用意。取材したケーブルカー・清滝駅でも数多くの家族連れがスタンプを押していた。
11種類のスタンプのうち5種類のスタンプを集めることで隠されたクイズの答えを明らかにする「スタンプクイズコース」、7種類のスタンプを集めることで応募できる「エキスパートコース」、11種類全てのスタンプを集める「パーフェクトコース」の3つを設定。それぞれコースごとに景品を用意し、「スタンプクイズコース」では、ケーブルカー・リフト往復乗車券+さる園・野草園入園券」などが抽選で当たる。
今回はオープンキューブ(東京都渋谷区)が運営する携帯向けスタンプラリーサービス「ekiSh(エキッシュ)」とコラボ。「モバイル版スタンプラリーを実施するとともに、京王電鉄限定のekiShグッズを発売する」と同社。期間中、山内6カ所にポイントを設置。その場で位置情報を送信すると同サービスのキャラクターが描かれたオリジナルの「バッジ」を得ることができるほか、京王線の車両をデザインしたデジタルコンテンツも販売する。
5月31日まで。