見る・遊ぶ

JR東、年末年始に中央本線で臨時快速運転-特急の予約は6割増

年末年始に中央本線快速列車として運行される「183系」

年末年始に中央本線快速列車として運行される「183系」

  • 0

  • List
  •  

 JR東日本八王子支社(八王子市旭町)は12月14日、年末年始期間中の中央本線について、臨時列車の増発と特急の予約状況を発表した。

[広告]

 同社は年末年始の間、普通列車、快速列車、特急のそれぞれで増発を実施。普通電車については「115系」、快速電車については「183系」の車両を使用して、それぞれ6両編成の電車を全車自由席で運転する。「中央線が好調ということもあり、増発を決めた」と同社広報担当者。

 快速列車は今月29日~31日と1月2日・3日のそれぞれで運転。9時2分発=新宿発甲府行き、11時15分発=甲府発高尾行き、13時13分発=高尾発甲府行き、16時36分発=甲府発新宿行きの4本を走らせるほか、普通列車については1月5日・6日の両日に9時2分発=立川発甲府行き、11時15分発=甲府発高尾行き、13時50分発=高尾発甲府行き、15時46分発=甲府発高尾行きをそれぞれ運行する。

 特急についても今月22日に運転する予定の「あずさ55号」を皮切りに増発。下りの混雑が見込まれる29日には「あずさ77号」、30日・31日にはそれぞれ「あずさ99号」を走らせるほか、上りについては、1月2日に「あずさ80号」、5日に「あずさ56号」、6日は「あずさ56号」に加え、「あずさ76号」も増発して対応する。

 これに合わせて、今月28日~1月6日の間の特急列車「あずさ」「かいじ」「はまかいじ」「スーパーあずさ」について指定席の予約状況を発表。今年は前年より6000席多い26万7000席の指定席を用意したが、今月13日現在、既に6万3000席の予約が入っており、前年の3万9000席と比べて159.6%と6割増となった。18日の段階では163%と横ばいの状態で、「スタートダッシュがかなり効いている」と担当者。「今年はJR東日本全体として早く動いている様子」とも。沿線では今月2日に中央道上り線の笹子トンネル(山梨県大月市)で天井板崩落事故が起きたが、この影響については「関連性は明確ではないが、バスで移動される方が時間も正確な列車に動いているのかもしれない」と話す。

 利用のピークは下り列車が12月30日、上り列車が1月2日だという。予約について、「例年は休みに入る1週間くらい前からお買い求めになる方が多く、いつもはクリスマスごろから動き出す方が多いが、今年は今週末には動き出すかも」と担当者。

八王子経済新聞VOTE

「八経」こと八王子経済新聞に期待する記事は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース