そごう八王子店（八王子市旭町1）は10月22日から、開店25周年記念として「大新潟物産展」を開催する。

　同展は2006年から年に1度行われており、今回で3回目。同店の販売促進を担当する宮坂さんによると、通常1週間の日程で約3万人の集客があるという。

　今回は、食品＝52社、工芸＝15社の計67社が出展。食品ではうおぬま倉友農園（新潟県南魚沼市）が今年採れた新米の「コシヒカリはざ掛け米」（5キログラム、6,001円）を100袋限定で販売するほか、新潟県各地からそれぞれ新米が登場。宮坂さんは「昔ながらの製法にこだわり、機械ではなく天日干しでゆっくり乾燥させることにより、うまみが米1粒1粒に行き渡っている」とはざ掛け米の魅力を話す。

　このほかにも新潟ふるさと村（新潟市）は「清泉　特別純米酒」（720ミリリットル、1,500円）など、米どころならではの銘酒を販売。そのほかにも、港製菓（新潟市）の田舎大福（250円）や茂太郎商店（新潟市）の松茸おにぎり（250円）、イートインスペースでは、がんこ屋（新潟市）の汐留ラーメン（945円）などが登場する。「やまとのうさん（村上市）のつきたての餅が好き」と宮坂さん。「つきたての餅に、あんこやきな粉、大根おろしを絡めて食べられるのは新潟物産展ならでは」とも。

　工芸品では北日本工芸（新潟市）が「佐渡物語スイングカップ」などを販売するほか、小林凧屋（三条市）が六角巻凧飾錦三枚張（3,150円）など、昔ながらの凧を販売。匠の技の数々も集合する。

　会場は同店8階の大催会場。開催時間は10時～20時（最終日のみ17時まで）。開催初日の22日には越後湯沢温泉の「ミス駒子」が来場し、先着200人に百合の花をプレゼントする。今月28日まで。