JR八王子駅南口の再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」（八王子市子安町4）で11月3日、冬を彩るイルミネーションの点灯式が行われた。

明かりがともったサザンスカイタワー八王子のイルミネーション

　昨年から行われている同施設のイルミネーション。同ビルの商業エリアが中心となって行っているもので、ペデストリアンデッキや街路樹などに電飾を取り付け、明かりをともす。当日は17時から行われる点灯式を前に、会場となる1階広場に多くの人が集まった。

　イベントには、女子サッカー・なでしこリーグ「日テレ・ベレーザ」から岩清水梓、阪口夢穂、原菜摘子各選手が参加。村松満八王子市副市長とサザンスカイタワー八王子商業・業務等管理組合の山田理事長とともにステージ中央に設置された点灯ボタンを押すと、音楽とともにイルミネーションが点灯。会場が明るくなると同時に拍手が起き、その姿を写真に収める人も多かった。点灯を前にあいさつに立った村松副市長は「南口にさらににぎわいをつくっていただきたい」と期待を込めたうえで、「駅周辺はまさに八王子の顔。素晴らしい街づくりをしていきたい」と気合を入れた。

　式典の前には3選手によるトークショーも開催。原選手が八王子北口の駅ビル「CELEO（セレオ）八王子 北館」（旭町）のスポーツ用品やアウトドア用品を扱うヴィクトリア／L-Breath（エルブレス）に勤務していることが紹介されると、観客から大きな歓声が上がるなど終始和やかなムードの中、トークが行われた。

　2010年12月に開業した同ビル。高さ158メートル、地上41階・地下2階で、専門店・飲食店のほか、医療機関、金融機関、市民会館「オリンパスホール八王子」などの公共施設、オフィスなどが入居する商業エリア「サザンスカイタワーモール」と、9階～41階の住居エリア「サザンスカイタワーレジデンス」から成る。

　点灯時間は17時～23時。来年2月16日まで。