鉄道をテーマとしたアミューズメント施設「京王れーるランド」(日野市程久保3)などで7月1日から、京王線の車両を模した鉄道グッズ「京王電鉄 7000系 電車型懐中電灯」が販売される。
京王グループの京王リテールサービス(渋谷区)が新たに開発した同商品。2011年秋には「9000系」、2012年春には「8000系」をモデルとした懐中電灯をそれぞれ発売し完売。好評だったことから、今回、同シリーズの第3弾として企画された。
「7000系」車両のボディーを再現し、電車の行き先も「多摩動物公園」に設定するなど工夫。高さ=3.7センチ、幅=3.5センチ、奥行き=13センチで、白色LEDを採用。単4乾電池3本で駆動するほか、上部のハンドルを手で回して発電する「ダイナモ発電」機能も搭載しており、「防災グッズとしてもご活用いただける」と京王電鉄の広報担当者。
京王線としては初のステンレス車両として知られる「7000系」。1984(昭和59)年から製造が始まり、30年の歴史を持つ。省エネを目的として当時多く採用されていた「界磁チョッパー制御」から「VVVFインバーター制御」への改造や車いすスペースの新設などリニューアルを重ねながら、現役車両として親しまれている。
「京王れーるランド」のほか、京王線の駅構内にある売店「A LoT」、コンビニ「K-shop」でも販売。販売数は各店合わせて3000個。価格は、1,600円。