八王子駅北口近くの横山町公園(八王子市横山町)で1月18日、市内の商店主ら有志が集まり「八王子朝市」が行われる。
昨年12月以来、2回目の開催となる朝市。地元有志による「八王子朝市プロジェクト実行委員会」が音頭を取って開いており、前回は菓子店の雄月堂(左入町)や八王子産の桑茶を製造・販売する創輝(新町)、「農業でまちづくり」をコンセプトに新規就農の支援などを進めるFIO(堀之内)、梅干し専門店「うめ八」(本町)や「八王子ナポリタンクラブ はちナポ」、栃木県で農産物を手掛ける鎌上ファームなど13店が出店。3時間の開催時間中に400人以上が集まり話題となった。
今回は規模を拡大し、30社ほどの参加を目指して準備を進めている。今月7日には「まちなか活動拠点 はちワイ」(旭町)で出店者向けに説明会も開催。会場には出店を希望する店の店主ら20人ほどが集まり、実行委員会のメンバーでもあるNPO法人「E-SMILE」(打越町)代表の高井さんと「バーゼル洋菓子店」(高倉町)代表の渡辺さんがイベントに込める思いなどを説明。参加者は、それぞれ真剣に耳を傾けていた。
出店の応募は13日まで受け付けているが、市内だけでなく大分県から野菜の販売を予定している人もおり、幅広い地域からの出店が見込まれるという。開催日直前には八王子駅周辺の約1万世帯ほどに向けて新聞折り込みで告知するなど事前のプロモーションも予定する。
今春以降は定期開催としていく方針で、出店者も300社まで増やすなど大きな目標を掲げている。「着実に粛々とやれることに手を打っていくという感じ」と高井さん。「前回よりも規模を大きめにして実験する。八王子市内を盛り上げるためにこそ市外のものも取り入れていかなければいけないし、朝市を自然につくっていく、その第一歩にしたい」と意気込む。
開催時間は8時~12時。